NextCloudでファイル共有【その3】PC用クライアントのインストール
サーバ側の設定が終わったら、クライアント側の設定を行います。PC用のアプリはWindows,MacOS,Linux版があり、スマホ・タブレット向けにはAndroid,iOS版があるのでほぼ全部のデバイスでファイルのやり取りが可能になります。
まずはWindowsPC用のアプリのインストール手順です。
Windows
①アプリのダウンロード
NextCloudのHPからダウンロードします。
②ダウンロードしたexeを起動
ダウンロードしたファイルを実行します。「Nextcloud-2.X.X-setup.exe」
③画面の指示に従ってインストールを行う。
UACの確認画面
ユーザーアカウント制御(UAC)の画面が出るので「はい」をクリックします。
起動画面
「次へ」をクリックします。
コンポーネントの選択
特に変更する点がなければ「次へ」をクリックします。
フォルダ指定
インストール先を確認して、「インストール」をクリックします。
インストールの完了
インストールが完了したら「次へ」→「完了」の順番にクリックします。
Linux
Linuxの場合はHPからダウンロードできるイメージはAppimage形式です。Ubuntuの場合はPPAを追加してインストールします。
①PPAを追加してパッケージをインストール
以下のコマンドを実行します。
sudo add-apt-repository ppa:nextcloud-devs/client
sudo apt-get update
sudo apt-get install nextcloud-client
②起動
アプリケーションの一覧から起動します。
PC版共通の操作
クライアントソフトウェアをインストールした後はサーバの登録とユーザ情報の登録が必要です。
サーバーの登録
インストール完了後、アプリケーションを起動すると初期設定画面に進みます。サーバのURLを記入して「次へ」をクリックします。
信頼できない証明書
自分でオレオレ証明書を作成した場合は下記の画面が表示されますが、「この証明書を信用する」をチェックして「OK」をクリックすると証明書を登録できます。
ユーザー資格情報
ユーザIDとパスワードを入力して、「次へ」をクリックします。
ローカルフォルダーのオプション
ローカルフォルダとどのように同期するか設定を行います。設定が終わったら、「接続」をクリックします。
完了画面
「完了」をクリックするとNextCloudのセットアップは終了です。
セットアップ完了
これで、クライアントのセットアップが完了しました。ファイルが同期されるかどうか確認してみましょう。