VirtualBoxに新規でUbuntuを入れる前準備

 VirtualBoxを使うと、色々なOSを試すことができます。初心者では使うのが難しいかもしれないので、手順を細かく紹介していきます。

 VirtualBoxはWindows、Mac、Linuxで動作します。

●新規で仮想マシンを作成する手順(例としてUbuntuServer16.04を利用します。)

①インストール媒体の準備

UbuntuServerのHPからダウンロードします→UbuntuServerのHP

②VirturalBoxを起動します。

下記の画面が出るので「新規」をクリック。

③インストールするOSの選択

・名前:任意の名前を入力します。
・タイプ:インストールするOSのタイプを選択します。(Windows,Linux等)
・バージョン:インストールするOSのバージョンを選択します。

④メモリーサイズ

緑の範囲に収まるメモリーサイズを選択します。(例では900MB)

⑤ハードディスク

「仮想ハードディスクを作成する」を選択して「作成」をクリックします。

⑥ハードディスクのファイルタイプ

 分からなければそのままで「次へ」をクリックします。

⑦物理ハードディスクにあるストレージ

 初心者の方は「固定サイズ」を推奨。

●可変サイズ:最初は小さいですが後から大きくなります。(20GBを指定しても最初は数GBのファイルで済む)
●固定サイズ:作成するときに20GBなら20GBのファイルを作成します。

※後からサイズが大きくなってしまうと後々のトラブルが発生しやすいので、初心者の方は固定推奨です。

⑧ファイルの場所とサイズ

 仮想HDDを作成する場所とサイズを指定します。サイズはインストールするOSの推奨値になっているので、分からない場合はそのままでもOKです。

★仮想ディスクのファイルを外付けHDDやSDカードにしたい場合は、ここで変更してください。
  →(フォルダのアイコンをクリックして、変更します。)

⑨インストール媒体を指定する。

 ストレージの「[光学ドライブ]空」と書かれた部分の上で右クリックします。

⑩ディスクイメージを選択

 「ディスクイメージを選択する」をクリックします。

⑪ディスクイメージを選択

手順①でダウンロードしたインストール媒体を指定します。

⑫仮想マシンの起動

 インストール媒体が指定されていることを確認して、「起動」をクリックすると、仮想マシンが起動してインストーラーの画面が表示されます。

前準備は終了です。

 ここから先はOSのインストーラーの指示に従ってインストールしてください。

インストール時の注意事項

 以降はVirtualBox上での操作になりますが、カーソルが消えてしまって操作ができなくなった場合は、「右Ctrlキー」を押してみましょう。

★右Ctrlキーがない場合は、Ctrl+Alt+Delで一旦ホストOSに戻ることができます。

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