USBデバイスサーバは無限の可能性を秘める
USBデバイスサーバ、、、
ガジェット好きな方ならきっと気に入るガジェットです。
私は3台持ってます。(今は中古しか買えませんがIODATAのETG-DS/US-HS)使い始めてから5年以上経ちますがまだ活用しています。
もくじUSBデバイスサーバとは?
USB機器をLAN経由で複数のPCから接続できるようにする機器です。切り替えて使用することができるようになります。
★共有ではない点は注意してください。あくまでネット経由で接続を切り替える仕組みです。
USBデバイスサーバの接続イメージ
図の3台のどのPCからもキーボード、マウス、プリンタ、スキャナへ接続することができます。
接続する場合はクライアント側でソフトを動かして、使いたいUSB機器を接続します。
USBデバイスサーバの種類
現在新品で買えるのはサイレックス・テクノロジー株式会社の以下の3種類です。
USB3.0ポートを持つDS-600
USB2.0ポートを持つDS-510
無線LAN(11n/a/g/b)とUSB2.0ポートを持つDN-520AN
使えるUSB機器
USBに接続して使うものはほぼ使えます。
私が試してみたUSB機器
- プリンタ
- キーボード
- マウス
- USBHDDやUSBSSD
- iPhoneやAndroidスマホ
★有線LANじゃないときついもの。
動かす際に情報量が多いものは有線LANを使わないと動きが遅くなったりします。
- TVチューナー
- USB-HDMI変換アダプタ(ディスプレイアダプタ)
動かなかったもの
- ハードウェアで暗号化する仕組みのポータブルHDDやUSBメモリ
- バッファローの地デジチューナー(恐らくIODATAのUSBデバイスサーバを使っているため)
USBデバイスサーバのメリット
①USB機器を自由にレイアウトできる。
USBケーブルは5mが限界ですが、LANが敷設してある場所ならどこでもレイアウトできます。無線対応のものを利用すればレイアウトはさらに自由になります。
②物理的に取り外し、取り付けが不要
USB機器がPCの後ろに接続されている場合は取り外しや取り付けが不便です。それが不要になります。
③USB機器ごとに接続を切り替えることができる。
USBハブ単位ではなく、そこに接続されているUSB機器ごとに切替が選択できます。
USBデバイスサーバのデメリット
①ログインするまで使えない。
Windowsのログイン画面ではキーボードやマウスは使用不可です。タスクバーに常駐して使うのでログインするまでは接続してくれません。
②ネットワーク負荷が高くなる。そして帯域が足りなくなると動きが鈍くなる。
仕組みがそうなので仕方がありません。大量のファイルコピーをしながらマウスやキーボードを使ったりすると遅くなります。有線のGigabitLAN接続のPCは影響は受けづらいですが、無線LAN経由だと遅くなることが結構あります。
③他の人が使っている場合は接続できない。
他の人が使っている間はそのUSB機器を使うことはできません。例外としてプリンタについては、印刷した時に自動接続、印刷が終わったら自動切断という機能が設定可能です。
応用例
①騒音の大きいPCを別の部屋において使う。
USB-HDMI変換アダプタを使えばディスプレイも接続できるので静かな部屋で作業ができます。
★映像は転送量が多いので、なるべく有線LANを使った方がいいでしょう。遅延は発生します。4Kやゲームは厳しいかもしれません。
PCとは別の部屋で使うイメージ
②拡張性のないWindowsタブレットと組み合わせる。
充電とUSB端子が兼用でUSB端子が足りないタブレットにも使えます。
★タブレットは無線で接続する場合がほとんどだと思うので、ディスプレイアダプタは少し厳しいかもしれません。
③BitLockerで暗号化したUSBHDD、USBSSDを切り替える。
BitLockerで暗号化したUSBHDDやUSBSSDを接続すれば、プライバシーを守ったまま切替ができます。
★注意★
BitLockerでUSBHDDを暗号化するにはWindowsのPRO以上のEditionが必要です。(暗号化した後はWindowsHomeや無印でも使えます。)
DS-600を経由して、宅内LANで別部屋のディスプレイにUSB-HDMI変換アダプタ使って映像を出したいのですが、Amazonで安いのがあったので、frescologic.comのFL2000(これが製品名なのか分かりませんが)を使ってみたところ、惨敗でした。
PC直挿しは動くのですが、DS-600経由だとうまくドライバが認識されず、手動でドライバを充てても惨敗してしまいました。
伝送上の問題(ルータ等)もあるかも知れません。
が、とりあえず物は試しで、別のUSB-HDMI変換アダプタを使ってみようと思い、参考にしたいのでご使用されている製品・型番を教えていただけないでしょうか。
何卒よろしくお願いします。
おきんた様
コメントありがとうございます。検証したのは大分前なので製造完了ばかりですが、先ほど試してみたところWindows10でも動作しました。
●USBデバイスサーバ (IODATAのETG-DS/US-HS)
●ディスプレイアダプタ
1)上海問屋 DN-67041 USB3.0-HDMI (Magic Control Technology Corpのドライバ)
2)IODATA USB-RGB/D USB2.0-DVI (DisplayLinkのドライバ)
他のUSB機器は認識するんですよね?
サイレックスのHPでもDisplayLinkのものは動いているようなのでチップがDisplayLinkのものは動く可能性高そうです。(保証はできませんが、、、)
https://www.silex.jp/support/supportmodel_result_.html?product_category=&product_name=323&maker_name=1097&os_name=&os_cat_name=&ext_prod_cat_m_cid=&ext_vendor_m_vid=1097
こんなページがあったんですね。
闇雲に試すよりかは、DisplayLink製品orドライバー使ってる製品の方が可能性は感じますね。
物色する際にこの点もチェックしてみます。
教えて下さりありがとうございます。
お返事ありがとうございます。
助かります!
製造完了している(ぱっと検索しても在庫なさそう)のは残念ですが、今日頑張ってみて解決しなければ、IODATAさんのやつで試してみようと思います。その時はリンク踏んで購入します。
他のUSBデバイスについては、ひとまずUSBキーボードを繋いで使える事は確認しました。
unifyingレシーバーをデバイスサーバーに接続して、キーボード、マウス、ゲームパッドを繋いで使う計画で、取り急ぎキーボードだけ確認しています。
迂回策としては、テレビに向けてMiracastで映像は飛ばせるのですが、若干遅延がある(0.5秒~)ので、デバイスサーバー経由だとレスポンス向上するかなーと期待しているところです。
ついでに、Miracastする際に接続先のワイヤレスディスプレイが出てこない事がちょくちょくあるので、信頼性の意味でもディスプレイアダプタを試したいのです。
Miracastは確かに不安定ですよね。。。
一応IODATAのものはAmazonのレビューにDS-600で動作したとありますね
https://www.amazon.co.jp/dp/B006M5L538?th=1
遅延は発生するかもしれませんが、動作は安定するので頑張ってください('◇')ゞ