Windows10 ディスククリーンアップの手順

 Windows10のディスク容量を増やす手段として、「ディスククリーンアップ」という機能があります。

 AnniversaryUpdate、CreaorsUpdate大型アップデートの後などに実行するとディスク領域が大きく空く場合があります。特にHDDやSSD,eMMCの容量が32GBしかないPCでは頻繁に使うので手順と注意事項を記します。

ディスククリーンアップの段階

2段階あります。
①ノーマルクリーンアップ
 ゴミ箱のファイルやインターネット一時ファイル(キャッシュ)など、消しても問題ないファイルをクリーンアップします。
②システムファイルクリーンアップ
 「Windowsのアップデートファイル」や「以前のWindowsのインストール」など、システム内部のバックアップのようなファイルをクリーンアップします。

システムファイルのクリーンアップのデメリット

 前のWindowsの操作が良かったという場合に、前のバージョンに戻したいといった場合に元に戻せなくなるというデメリットがあります。
 ただ、以前のWindowsに戻すという人は、使っているアプリケーションが対応してない場合のみだと思うので、一通り使ってみて問題なければ消しても構わないでしょう。

ディスククリーンアップの手順

★注意★システムファイルのクリーンアップを行わない場合は④を飛ばしてください。

①エクスプローラーを起動する。

②「ローカルディスク(C:)」ドライブのプロパティを表示

 ローカルディスク(C:)の上で右クリック→「プロパティ」をクリックします。

③「ディスククリーンアップ」のボタンを押す

④システムファイルのクリーンアップを押す

⑤削除するファイルを選択して「OK」を押す

⑥確認して「ファイルの削除」を押す

⑦以前のWindows10を消すときの警告

 「以前のWindowsのインストール」を選択した場合は下記の警告メッセージが表示されます。「はい」を押します。

完了

 空き領域を確認して「OK」を押します。2.51GBから10.9GBまで増えました。(増加する大きさは環境によって異なります)

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