仮想メモリをOFFにしてCドライブの空き容量を確保する。
Windows10のアップグレード時にCドライブの空き容量を空ける際の一時的な手段です。
PCのメモリにもよりますが、私の持っているPCでは2GBのマシンで1GB程度、16GBのPCで3GB程度確保できました。
★注意★
仮想メモリは通常はOFFにしないでください。
この操作で消えるファイル
Cドライブ直下にあるpagefile.sysというファイルが消えて、その分空き容量が増えます。
仮想メモリをOFFにする手順
手順が多いのでウィンドウやダイアログを間違えないように注意しましょう。
全部で5個開きます。
システムの設定を開く
スタートボタンの上で右クリックするとメニューが開くので、「システム」をクリックします。
設定
「設定」ウィンドウが開いたら、「システム情報」というリンクをクリックします。
★下の画面では右上にありますが、ウィンドウの大きさによって、下にある場合もあります。
システム
「システム」ウィンドウが開いたら、「システムの詳細設定」をクリックします。
システムのプロパティ
「システムのプロパティ」が開いたら、「詳細設定」タブの「パフォーマンス」欄にある「設定」ボタンをクリックします。
パフォーマンスオプション
「パフォーマンスオプション」が開いたら、「詳細設定」タブの「仮想メモリ」欄にある「変更」ボタンをクリックします。
仮想メモリ その1
「仮想メモリ」が開いたら、「すべてのドライブのページングファイルの・・・」のチェックを外します。
仮想メモリ その2
Cドライブを選択して、「ページングファイルなし」を選択し、「変更」をクリックします。
システムのプロパティ
警告ダイアログが開きます。「はい」を選択します。
「OK」ボタンを押して設定ウィンドウを閉じてPCを再起動する。
数回OKボタンを押して、設定画面を閉じていくと下記のダイアログが出るので「今すぐ再起動」ボタンをクリックしてPCを再起動します。
再起動後
これで仮想メモリがOFFになり、Cドライブの空き容量が増えています。
設定を戻すのを忘れずに
仮想メモリをOFFにした状態でPCを使用すると不安定になる場合があります。
アップグレードが完了したら設定を元に戻すのを忘れないでください。