Windows10のクリーンインストール手順
2017/2時点のWindows10クリーンインストール手順です。
★クリーンインストール中のカスタマイズの設定項目は私個人の推奨です。使い方によっては違う選択もあります。
もくじクリーンインストール前の事前準備
★事前準備の操作や意味が分からない方はクリーンインストールしないでください。恐らく失敗します。
ライセンスの確認
クリーンインストール前にWindows10がオンライン認証済みかどうか確認しておいてください。
オンライン認証が済んでいない状況でクリーンインストールしてしまうと、再インストール後に認証がうまく行かず、Windows10のライセンスを再購入しないとWindows10が使えなくなってしまいます。
自分のOSのエディションを確認
Windows10は一般向けには「Windows10 Pro」「Windows10 Home」
それぞれに64bit、32bitといった違いがあり、クリーンインストールする場合は、インストールする前と同じものを選択する必要があります。
自分のPCに入っているOSがどれなのか確認しておきます。
デバイスドライバのバックアップやダウンロード
クリーンインストールするPCにより対処が異なります。
- クリーンインストールする前にメーカーのHPを参照してダウンロード可能なドライバを全部そろえる。
- C:\Windows\System32\DriverStoreをUSBメモリにコピーしておく。
バックアップ
万が一の場合、せめて現状まで戻せるようにシステムや大事なデータのバックアップは取っておきましょう。
外付けのHDD・SSD、大事なデータをしまっているメディアは全て外す。
操作を間違えるとまるごと消えてしまいます。消えて困るデータが入っているメディアは外しておきましょう。
クリーンインストールの実行
Windows10のインストールメディアから起動します。
USBメモリやCD/DVDドライブで用意したメディアから起動します。起動方法はPCによって異なりますのでマニュアルを参照して下さい。
F2、F8、F12を押したりBIOSを変更して起動する方法がマニュアルのどこかにあると思います。
メディアの作成方法はWindows10のインストールメディアの作成方法を見てください。
最初の画面
起動すると下記の画面が表示されます。確認して「次へ」をクリックします。
クリーンインストールなので「今すぐインストール」をクリック
再インストールの場合は「プロダクトキーがありません」をクリック
★補足★従来のOSとは異なりますが、Windows10の場合ライセンス認証済みの場合はライセンスキーは不要です。ハードウェアの情報と紐ついて再認証します。
再インストールする前と同じものを選びます。
★補足★これを間違えると、インストール後Windowsが正しく認証されません。注意してください。
ライセンス条項を確認して、同意しますのチェックをし、次へをクリック
インストールの種類
クリーンインストールの場合は「カスタム」を選択します。
インストールする場所を削除
削除するディスク番号やパーティションはPCによって異なりますので間違わないように注意してください。
通常のPCではドライブ0が内蔵ですが、自作PCやHDD、SSDを増設したPCは異なる場合があります。
★注意★この操作を行うと、削除した領域のデータは元に戻せなくなります。
クリーンインストールを止めるならここです。
インストール場所の選択
削除が完了したら、OSをインストールする領域を選択し「次へ」をクリックします。
再起動
一度再起動します。
初期設定
ここから先はWindows10のバージョンによってメッセージが異なる場合がありますが、よく読んで設定しましょう。適当に設定してしまうとMicrosoftに色々な情報を送ってしまいます。
最初の画面
「カスタマイズ」をクリックします。
設定のカスタマイズ
画像を参考にしながら設定してください。
★この設定はあくまでも私の推奨で人によっては変えた方がいいかもしれません。
アカウントの設定
Microsoftアカウントか、ローカルアカウントを選びます。
ローカルアカウントの場合
Cortanaの設定
Cortanaというのは、SiriやGoogleアシスタントのようなものです。使う必要のない方は「後で設定する」をクリックします。
数回再起動した後に完了です。
ここまでの操作を行うと、数回再起動した後にWindowsが起動されます。
まだドライバが入っていないので事前準備で用意したデバイスドライバを設定していきます。